3:青山ブックセンターと木村石鹸ー生活の中にあるもの
青山ブックセンター店長山下さんにお話をお伺いしました!

書き手:うらちゃん(にしうら)
——ここからは木村石鹸と青山ブックセンターさん、というところでお話をお伺いしていきます。
木村石鹸との関わりとしては、12/JU-NIを取り扱っていただいたり、選書企画で社長の木村が本を選ばせてもらったり、トークイベントをご一緒させていただいたりと、いろいろな機会がありましたが、どうして木村石鹸の商品を本屋さんに置こうと思われたのでしょうか。
山下:最初はX(Twitter)で繋がっていたんですよね。
ご連絡するきっかけになったのは、木村さんが当時オンラインサロンのような形で運営していた青山ブックセンターのコミュニティに参加してくださっていたことでした。
そのとき、ちょうど初めて除菌消臭剤「きえ~る」さんのフェアをやっていたので、次に何個か商品を使わせてもらっていた木村石鹸さんをご紹介したいというのが最初ですね。
そこから、もう一度木村石鹸さんのフェアをやらせてもらって、その時に木村さんが本を好きでめっちゃ読んでるっていうのは知ってたんですよ。
なので、選書で声をかけてみたら了承してくださって。
カメラマン木村:めちゃくちゃ楽しい仕事。一番やりたいことだった。
ずーっと選書してたいもん(笑)
ちなみに、2020年には木村石鹸の選書コーナーも作っていただきました!
山下:ありがとうございます!
あとは、当店のあるイベントのゲストでいらっしゃって登壇して頂いたり。
もしかすると、初めてお会いしたのはその時かもしれない。
イベントの後の打ち上げで、木村さんとは結構お話しさせてもらいました。
ただ、前提として、商品を使ってすごく良かったので。
お風呂用だと、鏡のくもり止めを個人的に良く使っていて。
あれ、想定回数より全然いけますよね。無くならないんですよ。
——くもり止め使ってくださっているんですね!
本当に、全然なくならないのでリピートも少なくて(笑)
山下:サイズちっちゃくするしかないですね(笑)
12/JU-NIも本当は使いたいんですけど、自分が直毛過ぎて。
平田さんのレポートとかも読みました!
当店でも結構売れてて、何回も追加させてもらっています。
——本屋さんでシャンプーを買うってなかなかハードルが高いですよね。売れててくれていて私も安心しました!
きえ~るさんのお話がでてきたのですが、本以外のものを置いていらっしゃるのは意図的ですか?
山下:もちろん、出逢いというのもあるんですけど、ずっとやりたいなと思ってたんです。
ただ粗利がいいから、雑貨を置くっていうのは違うなって思っていて。
単純に粗利がいいからという理由で文具とかを売るぐらいだったら、自分たちで使っていたり納得できることができたらなと。
本を読むっていうのは生活の一部だと思うので。
本を出されていなくても、商品とかで同じようなことを思っている方とかがいっぱいいらっしゃって、そうすると結局みんな繋がってくんですよ。
スタンスの表明じゃないですけど、こういうことを考えていますよっていうのは、商品を置かせていただくことで通じるっていうのはすごく大きかったと思います。
——青山ブックセンターさんの誠実さだったり、愚直さゆえの柔軟さだったり、学ぶべきことが多いなと思いました。そんな中でのご質問なのですが、青山ブックセンターさんから見て木村石鹸に今後期待することなどありますか?
山下:すごく恐縮してしまいます。(笑)
さっきの、鏡のくもり止めとか容量多くてリピートにつながらないとか、それが一番よさだと思うんですよ。
もちろん利益はとってほしいですけど、そもそも長い伝統で続いていくことだけで本当にすごいと思うのに、そこから新しいこともやられているわけじゃないですか。
むしろ逆に見習いたいなと思います。
——最後に、青山ブックセンターさんは今後どのようになっていくのでしょうか?
山下:消極的な面を話してしまうと、多分本屋はもっと減ってくると思います。
ただ、全部はなくならないと思うんですよ。
音楽とかは本よりも早いと思うんですけど、レコードが復活したりとかありますよね。
本もそうなっていくんだろうなと思うので、まずはそこに残りたいって思います。
出版をやってみたり、新しいこともやりつつですが、結局メインは本をどう届けるかということですよね。
そこがないがしろになって、カフェを作ったり、シェアラウンジを作ったりとかは、存続のために必要というのはわかるんですけど、そこに頼らず行きたいっていうのはあります。
綺麗ごとかもしれないんですけど、本を届けるということをまず諦めたくないです。
今すごく変わっているときだと思うので、どうにか生き残っていきたいです。