
環境・地域への取り組み
2024年衆議院議員選挙社内意識調査の公表と「投票休暇」について
木村石鹸では、できるだけ多くの人に選挙に関心を持って、投票に行ってもらいたいという想いもあり「投票休暇」を実施していますが、良かった結果もそうでない部分もお見せしようということで、社内の意識調査を一部公開させていただきます。
こんにちは。木村石鹸スタッフのにしうらです。
2024年10月27日に衆議院議員選挙が行われましたね。
結果は、衆議院の総議席数は465席で、与党である自民党は191議席、公明党は22議席を獲得しましたが、合計213議席は過半数の233議席を下回りました。
そして、投票率は53.85%で戦後3番目に低かったそうです。
木村石鹸では、できるだけ多くの人に選挙に関心を持って、投票に行ってもらいたいという想いもあり「投票休暇」を実施していますが、良かった結果もそうでない部分もお見せしようということで、社内の意識調査を一部公開させていただきます。
投票休暇とは?
2021年から実施している制度で、投票までの1週間、特別に有給で平日に半日休暇を取れるというものです!
ちなみに、2021年の第49回衆議院議員総選挙は、岸田文雄内閣が衆議院を解散し、それを受けて行われることになった選挙です。
結果は、与党293議席、野党172議席と自民党は議席数を減らしたものの、「絶対安定多数」を単独で獲得しています。
以下は、社内で共有されている制度の目的や概要を抜粋したものです。
目的
多くの人に政治に興味を持ってもらって、選挙に行ってもらいたいと考えています。
政治に関心を寄せる人が増えれば増えるほど、社会に変化が起こり、明るい未来が開けると信じています。1人でも多くの人に政治に関心を寄せてもらいたいと思い、この制度を設けました。
概要
期日前投票1週間に対して、投票休暇として「半日特別休暇扱い」とします。
選挙の日に投票に行けない人は、この制度を利用して期日前投票に行ってください。
※どこの政党、どんな考え方を支持するかしないかは、個人の自由です。会社として何か思想や哲学を強要するつもりはありませんので、ご了承の程お願いします。
結果
アンケートを実施していた2022年の結果と、2024年の結果を比較しながら見ていきます。
前提として、2022年社員数が51名だったところ、2024年は55名に増加しています。
2022年・2024年共に、木村石鹸スタッフが全員入っているグループでアンケートを実施したところ、2022年は21名の回答、2024年は34名が回答してくれています。
前提条件と表を比較して読み取れることは下記です。
①投票所で投票した人が大幅に増えた
②投票しなかった人も増えた
③投票休暇を利用して期日前投票をした人が大幅に減った
心の声(えっ、誰も使ってない?!これは社内広報ができなかった私のせいや・・・)
④投票者合計は増えた(表では読み取れませんが、人数にすると19人から25人に増えました。)
考察としては、ポジティブに捉えると選挙への意識が高まり、投票休暇を利用せずとも投票に行く人が増えています!
回答してくれた中での投票率をみると、73.53%の人が投票してくれているため、全国の投票率と比べるといい結果になっています。
(ただ、回答していないスタッフもいるため、この結果の精度は高いとは言えませんね・・・)
投票休暇を取得する=選挙に関心があるというわけではありませんので、良い悪いの判断は難しいとはいえ、投票休暇を利用すれば投票できたかもしれないスタッフがもしいた場合、投票休暇の使用を促せるとより良かったのかなと思います。
あくまで、投票休暇の取得率をアップさせるためのものではなく、みんなが選挙に行くための手段として制度があるというだけです。
次回の衆院選では、今回はしなかった選挙期間中の呼びかけなど実施できたらと思っています。
政治関連の発信や発言は社内でも社外でも緊張しますが、くらし きもち ピカピカ をうたう木村石鹸は自分たちの意思で「くらし」をつくれる会社でありたいなと思います。