木村石鹸日記
【夏の掃除/前編】夏の間にやってきたい! 換気扇・コンロ掃除
今年は猛暑が続き、つい掃除を後回しにしてしまった…なんて方も多いのではないでしょうか。しかし、実は夏の掃除にはメリットがたくさん。一年分の汚れを溜め込まず、このタイミングでちょっとひと手間かけて掃除をしておくと、年末の大掃除もぐんと楽に!
今年は猛暑が続き、つい掃除を後回しにしてしまった…なんて方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は夏の掃除にはメリットがたくさん。一年分の汚れを溜め込まず、このタイミングでちょっとひと手間かけて掃除をしておくと、年末の大掃除もぐんと楽になるとのことで、
お盆も過ぎて少し暑さが和らいだこの時期に、重い腰を上げて、キッチンを掃除してみました。
夏の掃除のメリットは3つ。
- 気温が高いため、油汚れが落としやすい
- 水が冷たくないため、水回りの掃除も快適に
- カーテンやマットの大きなものの洗濯も、あっという間に乾く
まずは(1)(2)のメリットを活かして、換気扇やコンロのギトギト油汚れからスタート。
換気扇といったら冬の大掃除の定番ですが、油汚れは温度が上がるとやわらかくなるので、実は冬よりも夏に掃除をするのがおすすめなんです。
ぱっと見て汚れていないように見えますが、果たして…
| 用意するもの
- SOMALI キッチンクリーナー300ml
- セスキ水(水:セスキ炭酸ソーダ=300ml:小さじ1程度)
- 重曹
- SOMALI 台所用液体石けん300ml
- キッチンペーパー or ウエス
- 割り箸
今回メインで使用するのは、アルカリ性の「SOMALI キッチンクリーナー300ml」。
純石けん分に、天然オレンジの皮から抽出したオレンジオイルを配合。キッチン周りの頑固な油汚れ、ヌメリを泡でしっかりと包み込んで分解する、キッチンの優しくて強い味方です。
なんと言っても、天然オレンジオイルの香りがさわやか!
| 換気扇掃除の手順
※換気扇によって材質が異なります。事前に、取扱説明書をよくご確認ください。
①換気扇の取り外せるパーツを外します。
②取り外したパーツの内、コーティングされているパーツには「SOMALI キッチンクリーナー」を吹き付けます。まんべんなく吹き付けたら、5〜10分放置します。
泡パックするようなイメージです
③放置している合間に、キッチンペーパーやウエスにセスキ水(水:セスキ炭酸ソーダ=300ml:小さじ1程度)をスプレーして、換気扇の本体の汚れをさっと拭きます。その後、水拭き→乾拭きをして、よく拭き取ります。
さっと拭き取っただけでもこの汚れ
④5〜10分経ったら、汚れがこびりついている箇所はブラシでこすり、②をよく洗い流します。
⑤次に、コーティングされていないアルミ素材のパーツを洗っていきます。
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【※ご注意ください】アルミ素材は、アルカリ性の洗剤で洗うと変色する恐れがあります。恥ずかしながら、過去にアルミ製のパーツをアルカリ製洗剤でがっつり洗って変色させた経験もあります…。変色させないためにも、事前に取扱説明書を確認してからのお掃除をおすすめしています!
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STEP1:油汚れがこびりついている場合は、割り箸を使ってこすり取ります。
STEP2:重曹を粉状のままふりかけて、油を吸着させます。
STEP3:50〜60℃のお湯をかけて、重曹ごと洗い流します(※無理にこすらず、お湯を流す程度にとどめてください)。
STEP4:弱アルカリ性の「SOMALI 台所用液体石けん300ml」を薄めたもの、もしくは中性洗剤で手早く洗って完成です。
※洗剤をつけたまま長時間放置すると変色する恐れがあるため、放置はしないでください。
細かい汚れは、ブラシでやさしくこすり洗いを
before→油汚れがこびりついています
after→ギトギト汚れが取れました
パーツが乾いたら、逆の手順で取り付けて完了です。
コーティングされているパーツ⇒油汚れに強いアルカリ性洗剤、コーティングされていないアルミ製のパーツ⇒事前に重曹で油を吸着させてから中性洗剤と、使い分けるのがポイントです。
次は、料理途中に飛び跳ねた油や調味料などで、気が付いたら汚れているコンロの掃除。手順は、換気扇掃除とほぼ同じです。
気が付いたら汚れているコンロ
| コンロ掃除の手順
①五徳などの取り外せるパーツを外して「SOMALIキッチンクリーナー」を吹き付けて、5〜10分放置します。
②コンロにも直接「SOMALIキッチンクリーナー」を吹き付け、同じく5〜10分放置。
じわ〜っと汚れが浮き出てきます
③5〜10分経ったら、水拭き→乾拭きをして拭き取ります。先ほどのパーツも、スポンジ等で洗い流します。
石けん成分を残さないよう、水拭き→乾拭きをしてください
これで、コンロ掃除も完了です。
| まとめ
汚れに適した洗剤・温度… といった汚れを落としやすい環境と、「つけ置き」「ついで掃除」を活用することで、ギトギトの油汚れと格闘せずに、さっと汚れを落とすことができました。
冬の澄んだ空気の中での掃除も、もちろん大掃除の醍醐味ですが、夏にちょっとひと掃除しておくことで、年末の大掃除を気楽に迎えてみてはいかがでしょうか。