
木村石鹸日記
モノをつくる工場から、「楽しい」をつくるへ
2025年2月の木村社長が語るあわあわ便り。
木村石鹸の三重伊賀にある製造工場「IGA STUDIO PROJECT」(アイ・ジー・エー・スタジオ・プロジェクト/以下「IGA」と略します)は、2020年1月から稼働開始しました。なので今年5年目を迎えます。
モノをつくる工場から、「楽しい」をつくるへ
IGA はそんなコンセプトを掲げて立ち上げた工場です。
伊賀を「イガ」ではなく「アイ・ジー・エー」と呼び、工場ではなく「スタジオ(STUDIO)」という言葉を使っているのは、所謂、普通の「工場」にならないようにしたかったからです。
最後に「PROJECT」を付けたのも、このスタジオ、この場所が、もっと動的で変り続けていくもの、この場所、このスタジオ自体が一つの「プロジェクト」なんだ、と考えたからです。
工場をつくる時には、工場見学なども受け入れたり、工場でのワークショップや何かしらのイベントなども行っていきたい、そんな構想を描いてはいたのですが、2020年1月に稼働開始するや否や、すぐにコロナ禍です。IGAも厳戒態勢で、できるかぎり部外者は来ないように、という当初構想していたのとは真逆のオペレーションを敷くことになりました。
でも、それはそれで結果的には良かったなと思っています。2020年~2022年は、ほぼ製品を製造するという、本来の工場の目的に特化しつつ、ただ、この期間も若いスタッフを採用し続けることができたことで、工場見学を受け入れたり、イベントを開いたりする素地が養われていったと思います。
昨年は、このIGAで木村石鹸の百周年イベント『木村石鹸百年祭~100周年だョ!全員集合~』を開催することができ、延べ3,000人もの方に来訪頂くことができました。百周年という区切りに、やっと元々IGA設立時に思い描いていた、「楽しい」をつくる、を体現できたような気がしました。
今年も工場でのイベントは開催予定なので、もし機会があればぜひ足を運んでくださいね。
■平日毎週木曜日は工場見学も
IGAでは、現状、平日ですが毎週木曜日に一般の方の工場見学を受け付けておりますので、気になる方はこちらのページをご覧ください。ビジネス向けの視察なども受け付けております。
▼木村石鹸 工場拠点紹介
https://www.kimurasoap.co.jp/pages/factory
スタッフの声:固形石鹸「木村石鹸の木村石鹸」が販売開始しました!
昨年の10月頃までクラウドファンディングにて先行予約販売を行っていた固形の洗顔石鹸「木村石鹸の木村石鹸」ですが、ついに木村石鹸公式オンラインショップで販売開始いたしました!
丁度クラウドファンディングを実施していた時期にテレビの放送もあり、早く買いたいというお声を沢山いただいていたのですが、お待たせしてしまい申し訳ございませんでした🙇🏻♀️
創業100周年を迎えるにあたり「固形石鹸という、石鹸屋としての原点に立ち戻る」という想いも込め、企画から開発まで7年の歳月をかけてこの度「木村石鹸の木村石鹸」を発表するに至りました。
固形石鹸の製造は職人の感覚が必要なもので、手順通り同じように作ってもうまくいかない場合もあるし、うまくいく場合もある。
余計なものを使わず、究極的にシンプルな「正直な処方」で一つひとつ丁寧に手作りし、肌がつっぱることなく本当にやさしい洗い心地の石鹸ができました。
まさに赤ちゃんのように手を掛ける必要がある固形石鹸です。少量ずつの生産にはなりますが、ぜひぜひ皆さんお手に取っていただき、使い心地を体験してみてください!
スタッフのおすすめ:顔・全身に使える美容液 ハンド&ボディミルク
手洗い、洗い物などで手肌が荒れてしまう方へ贈る、ミルクタイプの美容液。
手肌だけでなく、顔から全身にご使用いただけます。
実はこのミルク、当初フェイス用乳液として温めていた処方を、保湿・美肌効果はそのままに価格を抑えつつ大容量化、効果をチューニングすることで全身にも使えるようにした商品なんです。
私は、お風呂上りに全身に塗ったり、出張や旅行などの際ホテルの乾燥が気になるのでお守り代わりに持って行くようにしています!
カサつきやキメの乱れなど、急な肌の不調にお悩みのときは、このミルクをひと塗り。
乾燥が大敵な冬をこのハンド&ボディミルクで乗り切りましょうね◎