
12/JU-NI
ヘアミルクを発売しました
あわあわ便り 2023年4月号
ついに発売になった「12/JU-NI ダメージリペアヘアミルク」。12/JU-NIシリーズ初のアウトバスアイテムです。もう使って頂いてますでしょうか。まだの方、気になる方はぜひチェックしてみて下さいね。
12/JU-NIを発売開始したのは2020年4月ですが、ヘアミルクの元となる商品の開発着手は、12/JU-NI発売直後ぐらいから始めてましたので、結局、商品化まで3年掛ったことになります。もっと早くリリースしたかったですけどね。モノづくりは大変です。
アウトバスアイテムが欲しいという声は、12/JU-NIユーザーから寄せられる要望としてはとても多いものでした。
開発当初、実は「ヘアオイル」を開発していました。12/JU-NIのメイン開発者であり、12/JU-NIのボトルにサインが入っている多胡が、そのまま続けてヘアオイルの開発にも着手してくれていたのですが、これがなかなか苦戦していました。12/JU-NIらしいヘアオイルが作れないのです。何度も試作品を作っては、社内での使用感のテストを繰り返してましたが、誰かが「これは!」と驚嘆するようなものは出来ませんでした。
ヘアオイルは、基本がオイルなのであまり色々な成分をそこに組み合わせるのが難しいのと、髪の表面を滑らかにすることが主機能で、髪に浸透させて何か働きかける、ということが難しいわけです。
12/JU-NIというブランドの特徴の一つは「髪の内部に成分をしっかり浸透させて、髪を修復する」というところにあるので、ただ髪の表面が滑らかになって指通りが良くなる、というだけでは、やはり違うんではないか、という結論に達しました。
そこから「ヘアオイル」ではなく、「ヘアミルク」に方向を変える判断になったようです。ちなみに、この辺の開発方針の変更に僕は全く関与してません。後から聞いた話です。
ミルクであれば髪を補修する成分もたっぷり配合でき、髪の内部へも浸透しやすくなります。ただ、オイルほどには髪の表面をしっかりコーティングできるわけではないので、即効性の分かりやすい指通り、滑らかさは実現することが難しくなります。でも、12/JU-NIのキャラクターとしては「髪を本気で良くする」というところもあるので、やっぱり「ヘアオイル」よりは、「ヘアミルク」のほうが向いてるんじゃないかとは思ってます。
ヘアオイルからヘアミルクへの開発方向の変更に伴い、メイン開発者も多胡から冨山(とみやま)に替わることになりました。なので、今回のヘアミルクのボトルには「冨山」のサインが入ってます。探してみて下さいね。
冨山も、前職でもヘアケア専門の開発会社にいて、研究開発を担っていたヘアケアのプロです。今回の「ヘアミルク」も、冨山自身の髪でも何度もトライし、納得のいくものをつくりあげてくれました。
女性社員の中には、12/JU-NIの熱烈な愛用者もいるのですが、その彼女も、「このヘアミルクは、まさに❝12/JU-NI(ジューニ)❞という出来です!」と断言してましたので、おそらく12/JU-NIを使って頂いて、自身の髪に合うと感じて頂いてる方には、このヘアミルクも気に入ってもらえる商品になっているのではないかなと思ってます。