木村石鹸エシカルマーケティングポリシー
エシカルマーケティングポリシー
~誠実で責任あるコミュニケーションのためのガイドライン~
私たちの情報発信において最も大切なのは、受け手の立場に立って考えることです。
発信者が伝えたいことと、受け手が理解することの間には、常にズレが生じる可能性があります。そのため、私たちは:
- 受け手の多様な背景や価値観を常に意識し
- 誤解を招かない、明確な表現を心がけ
- 情報が正しく伝わらない場合は、まず発信者である私たちの責任として捉えます
このような考えのもと、以下のポリシーを定めています。
〇基本ポリシー
優良誤認防止のための適切な表現の使用
私たちは、消費者に誤解を与えることのないよう、広告やマーケティング資料において正確で明確な表現を使用します。商品やサービスに関する情報は、事実に基づき、過大な誇張や不実な表現を避け、消費者が正しい判断を下せるよう配慮します。
関連法令やガイドラインの遵守
私たちが行うマーケティング活動においては、すべて適用される法令や業界のガイドラインに従い、合法的かつ倫理的に行います。消費者保護法や広告規制をはじめとする規制を遵守し、透明性の高い情報提供を心掛けます。
他社商品・サービスの誹謗中傷の禁止
私たちは、競合他社の商品やサービスに対する批判や誹謗中傷を一切行いません。競争は健全かつ公正に行い、他社の名誉を毀損することなく、自社の強みや特長を正当に訴求します。
文化的、歴史的背景の尊重
私たちは、マーケティング活動において差別的・排他的な表現を使用せず、すべての消費者に対して尊重と共感の気持ちを持って接します。また、展開する国や地域の文化や歴史に配慮し、その背景に対する理解を深めた上で、適切なコミュニケーションを行います。
消費者のプライバシーとデータ保護の尊重
私たちは、マーケティング活動において、消費者のプライバシーと個人情報を保護するための厳格な方針を遵守します。消費者から収集する個人情報は、透明な目的に基づき使用し、必要な範囲を超えたデータ収集や第三者への不適切な提供は行いません。個人情報保護法を順守し、データの取り扱いに関する消費者への明確な説明を行います。
持続可能な消費の促進
私たちは、消費者に対して持続可能な選択肢を促進するようなマーケティングを行います。環境負荷が低い製品やサービス、エコフレンドリーな製品の訴求を行う際には、その効果や取り組みについて正確で明確な情報を提供します。過剰消費を助長するようなマーケティングは避け、消費者にとってより良い選択肢を提供します。
クレームやフィードバックに対する誠実な対応
私たちは、消費者からのクレームやフィードバックには、迅速かつ誠実に対応します。不満や問題が発生した際には、隠蔽や無視ではなく、問題解決に向けて積極的に行動し、顧客の声を反映した改善策を講じます。また、改善点についても公開し、企業の成長に役立てます。
〇表現における留意事項
誇張表現の排除
商品やサービスの効果について過大に誇張したり、実際以上の効果を示唆したりする表現は避けます。たとえば、「絶対に」「完璧に」「必ず成功する」などの極端な表現は使用せず、科学的根拠やデータに基づいた説明を行います。
偏見やステレオタイプの回避
マーケティングにおいて、性別、年齢、文化的背景、人種、障がい、社会的地位などに関する偏見やステレオタイプを避けるよう努めます。広告やキャンペーンに登場する人物やストーリーが多様性を尊重し、すべての人々が公平に扱われるよう配慮します。
分かりやすい言葉の使用
消費者にとって理解しやすく、明確な言葉を使用します。特に専門用語や業界用語を避け、一般的な言葉で商品やサービスの特徴や利点を説明することを心掛けます。ターゲット市場に適した言葉を使い、誰もが容易に理解できるようにします。
消費者を誤解させる表現の回避
商品やサービスの特長や効果について、消費者が誤解する可能性のある表現(例:曖昧な表現や断定的な主張)を避け、正確で明確な情報を提供します。たとえば、「最先端」「画期的」といった表現を使用する際は、それを裏付ける証拠を示すようにします。
情報の透明性
マーケティング資料には、商品やサービスに関する重要な情報を漏れなく、誤解を招かない形で記載します。これには、価格、使用方法、リスクや注意点など、消費者が購入の意思決定を行う上で重要な要素が含まれます。
モラルに配慮した表現
倫理的に適切な表現を使用し、消費者が不快感を抱かないようにします。例えば、過度にセンセーショナルな言葉や、社会的に不適切な言葉(差別的、侮辱的、攻撃的な言葉)を避けます。
訴求力のある、しかし誠実な表現
商品やサービスの魅力を訴求する際には、過剰に誘惑的な表現や感情に訴えかけすぎることなく、誠実かつ真摯に訴えます。消費者に対して偽りなく、誠実なメッセージを伝えることを最優先とします。
社会的責任に配慮した表現
環境問題や社会問題に関連するテーマについて取り上げる際、過度なセンセーショナリズムや虚偽の主張を避け、誠実で信頼性の高い情報を提供します。例えば、「環境に優しい」「持続可能」といった表現を使う場合、その具体的な取り組みや証拠を示し、消費者に正しい理解を促します。
精神的、感情的な影響を考慮した表現
特にセンシティブなテーマ(例えば、健康問題、危機的状況、感情的な影響を与える可能性のある話題)に触れる場合、消費者の精神的・感情的な健康に配慮し、不安や恐怖を煽るような表現を避けます。消費者が安心して受け入れられる内容を意識的に作成します。
引用・データの正確性の確保
広告やマーケティングにおいて使用する統計データ、研究結果、専門家の意見などは、信頼性のある情報源から取得し、正確に引用します。誤ったデータを使用して消費者を誤導することがないように細心の注意を払います。
ソーシャルメディアにおける透明性
ソーシャルメディアでのプロモーションや広告については、その目的や背景を明確にし、消費者に誤解を与えないようにします。例えば、スポンサー付き投稿には適切に「#広告」や「#PR」などのタグを付けるなど、透明性を確保します。
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