近畿大学の学生と共同企画した化粧品クリーナーを一般発売開始 ~若者の力を中小企業活性化のキーに~

2020年3月19日

近畿大学(大阪府東大阪市)と木村石鹸工業株式会社(大阪府八尾市)は、令和2年3月23日に、共同開発商品「Laver le pinceau (化粧筆・パフ専用クリーナー)」を発売します。木村石鹸工業株式会社の直販サイト「くらしの丁度品店」にて、数量限定で発売します。
商品ページURL https://store.kimurasoap.co.jp/

 

■近畿大学 山縣ゼミと共同企画で生まれた、化粧筆・パフ専用クリーナー

laverlepinceau 化粧筆クリーナー

化粧筆・パフ専用クリーナー「Laver le pinceau」

 

近畿大学経営学部の山縣正幸教授のゼミ生と木村石鹸が、1年間かけて開発した化粧筆・パフ専用クリーナー。化粧筆やパフについた皮脂や化粧汚れをスッキリきれいに落とします。
2018年12月に阪急百貨店梅田本店で開催された「おおさかものづくり市」で学生自ら試行販売したところ好評を得て、今回の数量限定販売することとなりました。

 

■商品の特徴

  • 洗浄後の化粧筆やパフに香り移りがないよう、無香料の洗浄液にこだわりました。
  • 学生が考えたパッケージは、生活になじむようシンプルなデザインに仕上げました。
  • 容量80mlで811円(税込)。学生でも手に取りやすい価格にしました。

 

■商品概要
商品名:「Laver le pinceau」
品目:雑貨(化粧筆・パフ専用クリーナー)
価格:811円(税込)
販売方法:くらしの丁度品店 https://store.kimurasoap.co.jp/ にて3/23より数量限定販売

 

■近畿大学 山縣ゼミについて
近畿大学経営学部山縣ゼミ(担当教員:山縣正幸)では、企業とのコラボレーションを通じて新たな価値を創造するための姿勢や方法を実践的に学ぶ〈価値創造デザインプロジェクト〉を展開しています。ゼミのモットーは「学びも遊びもガチで」。
学びはもちろん、遊びを通じて視野を広げ、社会にワクワクする価値をもたらせる人材になることをめざしています。
山縣ゼミURL https://yamagata-lab.themedia.jp/

 

■化粧筆クリーナー開発の経緯

山縣ゼミの学生は、同年代の学生にどのようなニーズがあるのかを調べる為ヒアリングを実施しました。その中で、ある学生が目に留めたのは、化粧筆やパフ等の化粧品道具のお掃除事情。世の中には既に化粧筆やパフの洗浄剤はありますが、それでもこの分野に興味を惹かれたのは以下の現状からです。

1.化粧筆やパフの汚れが肌荒れの原因になることを知らない
2.化粧筆やパフの汚れが肌荒れの原因になることを知っていても、百貨店などで販売されている洗浄剤は価格が高いので、購入まで至らない
3.反対に安価すぎると、品質が不安

この現状に注目した学生たちが、市場調査を行い、学生でも手の届きやすい価格設定、かつ品質も安心できるポジショニングを狙ってみようと考え、この商品化に繋がりました。また、このクリーナーを販売することで、化粧筆やパフの汚れは肌荒れの一因になることを訴求することを目指しました。

 

■現地の学生との商品コラボによる中小企業活性化をめざして

今回のコラボによって、木村石鹸の中でもポジティブな変化が起こりました。今回の共同企画を担当した社員は、普段は業務用商品の企画営業に携わっている為、家庭用品の商品企画に関わることは初めてでした。普段は携わることのない業務を経験することで、新たな学びを得て、学生たちの懸命な姿に刺激を受けました。学生と社員が一から携わっていくことで、お互いに初めての経験や学びを得た機会となりました。

代表の木村は、「地域活性化に必要なものは「よそ者」「若者」「馬鹿者」と言うが、この考え方は中小・零細企業にも当てはまる。その業界や会社の外から新たな視点を持ち込むもの、その業界や会社のことをよく知らないからこその捉われない発想力、そして何より失敗を恐れず突き進める若い熱量を持ち合わせる学生だからこそ、企業自身では気づけないことにも気づけたり、企業単独では難しいことにもチャレンジできるのではないか。」と考えています。

laverlepinceau 化粧筆クリーナー

山縣ゼミの学生と木村石鹸社員

【本件に関するお問い合わせ】
木村石鹸工業株式会社 広報担当:信田
TEL:072-994-7333 / Mail: reona.shinoda@kimurasoap.co.jp

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