ソープナッツとは

ソープナッツとは、インドなどに生息するムクロジ科の植物「リタ」の実です。昔から衣服や髪などを洗うのに使用されていたため、ソープナッツ、石けんの実がなる木と呼ばれています。日本に生息するムクロジとごく近縁な植物です。ソープナッツの実を水に浸けて振ると、驚くほど激しく泡立ちます。果皮に大量のサポニン(天然の界面活性成分)が含まれていて、汚れを落とす効果があるのです。

ソープナッツの機能

ソープナッツのサポニンを石けんに配合することで、もっちりしたクリーミーな泡が立つようになり、心地よいなめらかな肌あたりを楽しんでいただけます。摩擦によるお肌への負担も減らすことができますし、石けん単独で洗うよりも汚れがよく落ちるのでメイクやにおい成分も洗い流しやすくなります。SOMALIのボディソープには、このソープナッツのサポニンが配合されています。

文化に根付くムクロジ

ムクロジは、実は日本文化となじみの深い植物です。漢名の無患子から、ムカンシ→ムクロジと名前が転じたという説があります。無患子という字から「子が患わ無い」縁起の良い植物とされ、お正月の縁起物、羽根突きの羽根の黒い玉の部分に種が使用されています。穴をあけて繋げ、数珠としても使用されます。