PRTR法とは?

正式名称は「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」、一般的には「化学物質管理促進法」や「PRTR法」と呼ばれ、国内の化学物質の環境負荷をデータ化するための法律です。

洗剤などを販売・製造する会社は、この法律にリストにあげられている物質を含む商品に、商品ラベルへの物質名の記載や書類による通知が義務付けられています。(一定の配合率を超えている場合のみ)

また、この法律で「第一種指定化学物質」に指定されている物質を含む洗剤等を一定量以上使用する会社は、環境に排出したり廃棄処理したりする際にその排出・廃棄量を国に報告する義務があります。

PRTR法にリストされている物質は?

人体や環境への影響がある物質がリストにあげられています。
環境への排出量が多いもの(つまり、使用量が多いもの)を「第一種指定化学物質(462物質)」、それ以外が「第二種指定化学物質(100物質)」となっています。

その中でも発ガン性があると評価され取り扱いに注意が必要な物は「特定第一種指定化学物質(15物質)」として指定されています。例えば、新聞等で発ガン性物質として見かける石綿(アスベスト)やゴミの焼却で発生するダイオキシン、シックハウス症候群の原因物質のホルムアルデヒド等が該当します。

SOMALIシリーズにPRTR法でリストされている物質は入っていますか?

PRTR法でリストされている物質には「ポリオキシエチレンアルキルエーテル」「直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ」などがありますが、SOMALIにはPRTR法に記載のある化学物質は入っていません。