お肌の保湿機能

肌の一番外側にあたる角層には、その柔軟性やキメを保つために適度な水分が必要です。健康なお肌には、水分の蒸散を防ぐ細胞間脂質や皮脂、また水分を抱え込むアミノ酸など、水分を保つメカニズムが働きます。しかし年齢や体質、外部の環境などによりそのバランスが崩れると、お肌が乾燥してしまいます。

保湿剤

そこで、化粧品にはお肌の水分を保つために多くの保湿剤が含まれています。保湿剤には多くの種類がありますが、機能から見ると下の2種類に分かれます。


●エモリエント
ワセリンや植物油など。水分を逃がさないようにお肌の上に蓋をする機能をもつものです。


●ヒューメクタント(狭い意味での保湿、と呼ばれることもあります)
グリセリン、尿素、親水性高分子など。水分子との親和性が高く、水を引き寄せて保つ効果のあるものです。

SOMALIと保湿剤

SOMALIには多くの保湿成分が配合されています。

ボディソープには、ヒューメクタント機能のある「グリセリン」や「ソルビトール」がたっぷり配合されています。

ハンドソープには、一日に何度も手を洗うことを想定して、上記に加えて、ヒューメクタント効果のある糖アルコールである「イソマルト」、エモリエント効果の期待できる「ペリセア」が配合されています。

また釜焚き石けんでは油を分解して石けんとグリセリンとなるため、石けん自体に保湿成分が含まれることになります。