ラベンダーとは

ラベンダーとは、紫の可憐な花を咲かせるシソ科のハーブです。ハーブ系の爽やかな香りにフローラル系の華やかさが混じった香りがします。有名な産地はフランスのプロヴァンス地方で、冷涼な気候を好むため、日本では北海道などで栽培されています。一口にラベンダーと言っても多くの種類があり、香料用には真正ラベンダー、スパイクラベンダー、ラバンジンが主に利用されます。

愛される香り、ラベンダー

ラベンダーの爽やかで落ち着きのある香りは、男女、世代を問わず多くの人に愛されています。香水や化粧品はもとより、乾燥させたラベンダーの花を詰めたサシェ(匂い袋)をタンスや枕元に置き、香りを楽しんだり防虫に利用する、あるいは、料理やお酒の香り付けなど、様々なところで使われてきました。

真正ラベンダー

多くの品種がある中で、最も上質な香りがすると言われるのが真正ラベンダーです。高温多湿に弱く栽培できる土地が限られること、一株からとれる花の量が少ないことから、精油が多くは取れない品種です。