界面活性剤って何?

界面活性剤とは「2つの物質の境目の性質を変えるはたらきをするもの」をいいます。
水が入ったコップの中に油を注ぐとどうなるでしょうか。コップの下には水、その上に油という2層になります。振ると一時的に混ざりますが、しばらくするとまた2層に分離します。
この水と油の2層になっている境目を界面といいますが、界面活性剤にはその界面をなくしてしまう性質があります。界面活性剤が混ざらないもの同士をつなぎとめる役割を果たすのです。そのため、本来は混ざらない水と油が混ざり合うことができるのです。界面活性剤は、違う性質の液体同士だけでなく、液体と固体、または気体にも働きかけることができます。

界面活性剤のはたらきについて

界面活性剤は、洗剤だけでなく様々なところで役立っています。そのはたらきには、次のようなものがあります。

●乳化作用

水と油といった混ざらないものが混ざり合う現象をいいます。油分を界面活性剤が取り囲み、水中になじみやすくさせます。
身近なものでは牛乳やバター、化粧クリームなど。乳白色の液状をしています。

●分散作用

インクや墨汁などは、本来なら水と混ざり合わない小さな粒子でできています。通常は粒子が水面に浮いている状態になりますが、界面活性剤を加えると、界面活性剤が小さな粒子を取り囲み水に分散しやすくなります。このように水に混ざり合わないものを水中に散らばせる作用を分散作用と言います。

●浸透作用

水面にウールなどの繊維を置いてみると、水になじまず浮いてしまいます。ここに界面活性剤を加えると、水同士の引き合う力(表面張力)が低下して繊維に水がなじみやすくなり、水が繊維の中に染み込んでいきます。この働きを浸透作用といいます。

SOMALIは100%植物油でできた界面活性剤を使用

家庭用品品質表示法において、界面活性剤は
・動植物油とアルカリ成分を反応させて出来る「純石けん分」
・石油から合成された界面活性剤などを「純石けん以外の界面活性剤」
の2つに区別されています。

界面活性剤が区別される理由は、純石けん分の特徴的な性質にあります。純石けん分は生分解が早く、水で薄めると界面活性作用が弱くなる性質を持っています。そのため、肌に優しく、水生生物に対する影響が少ない界面活性剤として知られています。

純石けん分以外の多くは合成界面活性剤と言われるもので、石油あるいは植物を原料として化学合成されたものです。洗浄力が強く、洗剤に多く使用されていますが、多量の水で希釈されても界面活性作用を失わない性質を持っており、肌に対する影響や水生生物に対する影響が懸念されています。最近では肌に優しいものや生分解性の高いものも増えてきていますが、SOMALIでは100%植物油で出来た純石けん分の界面活性剤を使用しています。