木村石鹸

2019年 最大の「変化」の年。

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明けましておめでとうございます。
木村石鹸は今週から2019年のスタートを切りました。
このブログエントリーは、どちらかというと木村石鹸の社員に向けたメッセージです。今、働いてる人、これから入社する人、将来入社するかもしれない人に向けて書いてます。

2019年はかつてないほどの「変化」がある年

2019年チャレンジ

今年はたぶん、木村石鹸の95年の歴史で、もっとも大きな変化と、チャレンジが試される年だと思ってます。

三重県伊賀市の工場は、色々あって遅れに遅れ、6月末に竣工予定でスケジュールが組まれてます。新工場の稼働に伴い、八尾の本社、一昨年から本格的にスタートした東京オフィス、そして三重伊賀工場。3拠点でのオペレーションが本格的にスタートします。

多分、今までとは比べ物にならないぐらい、様々なところでコミュニケーションロスやギャップが生まれると思いますし、ある側面では効率も悪くなります。面倒なことが増えるでしょう。営業面でも、製造面でも、開発面でも、管理面でも、すべての職種や部門で、今までなら「すんなり」行けたことが、行かなくなるケースが多々でてくると思います。

でも、これは将来、木村石鹸が生き残っていくために必要な「変化」であり、「進化」なのだと思ってます。
年始の挨拶でも毎回同じことを言ってますが、「変化」に適応していこう、変化をむしろポジティブに愉しんでいこう、そういう考えや姿勢が必要だと思ってます。
(参考:木村石鹸4代目社長に就任致しました。

近視眼にならず、少しタイムスケールを変えてモノゴトを見てみる

大きな「変化」には、プラス面があるのはもちろんですが、必ずマイナス面も現れます。それでも未来や将来にはそのプラス面の要素が必要不可欠だからこそ、変化を受け入れる、変化していくことが求められるのだと思うのですが、「変化」の渦中にある時は、ややもすると、人は、その「マイナス面」にばかり目を向けがちです。

「なんでこんなことする必要があるんだ?」「こんなことするから、会社の良いところがなくなっていくんだ」「無理してこんなことやる必要ないんじゃないか」
そんな愚痴が口からポロリと出たりします。

渦中ではどうしても視野が近視眼的になってしまいます。そんな時は、意識的に少し遠くを見てみることです。3年後や5年後、10年後、あるいは100年後、そんなタイムスケールで、モノゴトを見てみる、会社のことを考えてみるとどうでしょうか。多少は、見え方も変わってくるのではないかと思います。

今の会社でも10年前、あるいは20年前と比較すれば、ものすごい大きな「変化」が起きてます。20年前にはコンピューターなんて会社に1台、2台だったのが、今やコンピューターがないと仕事ができないような環境になってます。僕ら自身の生活も、スマホがなければ生活に支障をきたすレベルまでなってきてますが、これもせいぜいここ10年で起きた変化です。

皆、そんな大きな変化にちゃんと適応してきているのです。だから、今、渦中にある「変化」もきっと乗り切ることができるし。10年後ぐらいには、今日のことが、なんて小さいことでヤキモキしてたんだ、あんなことぐらいで大変だ大変だと騒いでたのか、ぐらいになってると思います。

大変なことや問題を楽しむ姿勢

「変化」に伴う困難や大変さを乗り越えていくもう1つの方法は、それ自体を「楽しむ」という姿勢を持つことです。

困難なプロジェクトも、大変な出来事も、見方や考え方次第で楽しむことはできます。困難であればあるほど、大変であればあるほど、そこには「お楽しみ」が一杯あると思うのです。どんなドMだと言われそうですが、実際、そうです。将来の話のネタにもなるし、それを乗り切ったとか、うまく適応したとかってことが自分の自信や成長にも繋がるし。

ZOZOの前澤社長が「楽しく働く宣言」をされてましたが、個人的にはものすごく共感します。( https://corp.zozo.com/about/message/ )

こんなツイートも。どんなつまらないことでも楽しむ。

少し話が脱線しますが、昔読んだトム・ピーターズの本の中に、こんな話がありました。社内の書類やファイルの整理という雑務を任された時、Aさんは、これを誰がやってもできる「雑務」だと捉えて、なんでこんなことを自分がやらないといけないんだ、と嫌々、業務をこなしました。一方、Bさんは、この業務を「社内のナレッジ共有を進化させるプロジェクトの1つ」として捉えました。 単なる書類、ファイルを「整理」するのではなく、それを通じて、社内の「知」をどう共有するか、どう流通させるか、という大きなプロジェクトとして捉えて業務にあたったわけです。

当然、Bさんの仕事のほうがワクワクするし、楽しいでしょう。
Aさんの方の仕事の方が、ある意味では楽ですし、簡単です。Bさんの仕事は、真剣に立ち向かえば、ものすごく大変な仕事になるでしょう。でも、おそらく仕事をしてる時の楽しさは、Bさんの方がずっとずっと大きいものになると思います。

本題からはだいぶズレてきつつありますが、とにかく、「変化」を楽しむ、それをとても面白いプロジェクトだと捉えなおしてみると、変化に伴う困難やらトラブルやらにも、前向きに捉えなおせるんじゃないかなと思ってます!

さぁ、2019年。皆で、この大きな変化を皆で楽しんでいきましょう。

新しいもの好き。ちょっと変わったものを生み出していきたいです。

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