今も職人が釜を焚く、石鹸成分へのこだわり

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木村石鹸では、今もなお、職人が手作業で「釜焚き」によって石鹸の製造を行っています。

鹸化の具合は、油脂の種類、年間の気候、気温、湿度などさまざまな状況によって微妙な変化があるため、毎回同じようには製造ができません。なので、当社の職人は視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をフル動員しています。アルカリの強弱は、製造中の石鹸を自らの舌で舐めて判断したりもするのです。

この製造方法は、職人の経験と勘が大きなウェイトを占めている、ある意味「非効率」なものではあります。しかし、私たちは、この製造プロセスは極めて大切なものとして考えており、こうした製造ノウハウを今後もきちんと伝えて守っていきたいと考えています。

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なぜなら、こうして製造された「純石鹸」は、当社の洗剤、洗浄剤などの家庭用品だけでなく、金属関係のコンパウンドの主原料としても活用されているからです。言わば、当社の製品のDNAが、この「石鹸」と、それを昔ながらの製法で生み出せる「職人」なのです。

これからの10年、創業100年に向けても、変わらぬ価値として、受け継いで行きたいと考えています。


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