こんにちは!新米チャンです。
先日副社長がTwitterでこんなものを見つけてきました。
「これはwww」
と最初は笑っていましたが、家事を遊びに遊びを家事に(仮)をモットーにしている木村石鹸でマーケティングしている身としては、
「クリエイティブすぎて、悔しい!」という感情に涙。
例えばこれ、同棲しているカップルとかシェアハウスで導入したら、ものすごく楽しそう。(この方は一人でやっているみたいですが笑)
そして誰かを実際に「よっしゃ、掃除するか」という気にさえさせてしまう自然な強制力があると思うのです。
■他人がひとつ屋根の下に住まうと、家事ストレスが倍増する
見てはいませんが、ちょっと前に「残念な夫」というドラマがあったのを記憶しています。
個人的には玉木宏が旦那だったら、それだけで家事も100倍やる気がでる。
最近よく、こんな話をよく聞きませんか?
「夫の家事参加、妻の7割が仕上がりに不満」
http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/trend/15/105299/100600043/
パナソニックのWebサイト panasonic.jp/より
育メン・家事メンと呼ばれ、家事を分担する男性が増えてきている反面、夫の家事に不満を感じている女性は7割もいるそう。
奥さん側はこんな感じでしょうか。
ちょっと女性よりの展開になってしまいました。きっと男性側も言いたいことがあるはず。
良かれと思って家事をしているのに、あーだーこーだ言うことを「家事ハラスメント」略して「家事ハラ」というそうです。
(下記、妻の家事ハラ白書では、共働き夫婦が家事しやすい家づくりのヒントが紹介されています)
こんな写真にされると旦那さんへの同情心も沸いてきます/『妻の家事ハラ白書』(へーベルハウス共働き研究所より)
ひとりの時は「やべえ、そろそろ掃除しなきゃ」とか「お皿洗いめんどくさいな」くらいだった家事の悩みが、
ふたりだと「手伝うとか言って、逆に汚している。旦那は全然使えない。」とか「恋人同士の時は優しかったのに、結婚したら妻が怖くなった。」という風に家事がキッカケで相手に対する不満になり、ストレス度合いでいうと圧倒的に重くなっていると思うのです。
■なんで、ふたりだと上手くいかないのか。
一つ目は「汚れている」「きれい」に対する感覚が人によって違うから。
二つ目は家事が可視化されていないからです。
一つ目は簡単です。
お風呂を毎日掃除しないと不潔と思う人もいれば、カビが見えるようになって初めて不潔と認識する人の間には大きな溝があります。
しかし意外に見落とされがちなのが二つ目です。
家事は可視化されていないのです。一週間でどれだけの家事があるのか、はたまたそれがどんな工数で、何時間かかるのか。
そういった事が極めて不透明なのです。
これ、仕事だとどうでしょうか?
「価値観やスタンスが異なる人々が一つのチームになって、ひとつの目的を達成すること」なんていうのは、仕事の基本中の基本です。私はこれが好きだから、わたしはこれじゃ嫌だからとか、そんな調子で仕事はすすみません。
明確なゴールがあります。
また二つ目も、仕事であれば、そのゴールに向かうために何が必要なのか。工数や時間をあらかじめ見通した状態で取り組みます。もし初めて挑む全く新しいビジネスモデルだとしても、仮設や検証を繰り返して、PDCAを回しますよね!!
世の中には、可愛い小物でテンションをあげるとかそんな解決法もありますが、
今回は「家事を仕事みたいに合理的にこなす」をすでに実践しているものを集めて見ました。
■家事を「見える化」して分担する
夫が家事をしないのは、家事の総量を知らないからだ。
http://anond.hatelabo.jp/20150912214657
私が日々こなしている家事と所要時間を書き出して夫に見せた。夫は「こんなにやっているのか」と驚いて、「まかせっきりでごめん」と言った。申し訳なそうな声だった。
漏れなくダブりない家事の方法/クローデン葉子さん(建築インテリアデザイナー)
http://www.huffingtonpost.jp/yoko-kloeden/mece-housework_b_6234718.html
家庭の運営は会社など組織の運営と同じ。経営者(夫婦)がいて、各部門(家事・育児の分野)のマネジャーが部門の責任を持ち、任務を遂行するプレーヤーがいます。
家事に仕事の手法を取り入れてみた結果/pecoさん
http://glasstruct.hatenablog.com/entry/2014/08/08/213940
早速「家事短」しようと思い立って、家のこと一覧をエクセル化したのです。そして、忙しそうだったので特に夫に相談することもなく、一人でPDCAを2週間回してみたのでした。
家事分担について我が家でしていること/斗比主閲子さん
http://topisyu.hatenablog.com/entry/housework_sharing
家事分担で揉める大抵の理由は、どちらかにこだわりがあり、相手がそのこだわりを知らないときです。何にどうこだわりがあるかを、1でリスト化したものを、自分と相手に区分して、自由に書いていきます。ブレストタイムですね。
■ポイントを付けてゲーム化する
家事と感謝のゲーミフィケーション
http://d.hatena.ne.jp/white_cake/20150915/1442326237
そんで思ったんですよ、「家事の評価って基本的に減点法だよなー」って。基準を満たせないとどんどん減点されて、60点以下だと落第だから0点も同然みたいに扱われるのがよくないんじゃないかなあ、と。
子育てに関する家事だけですが、こんな面白いアプリもあります
イクメン道(アプリ)
http://www.seiyu.co.jp/campaign/ikumendou/index.html
■プロにアウトソースする
最終手段は、家事代行サービスなどにアウトソースすることです。
家事で喧嘩になるくらいならば、もっと上手にサービスを利用するというのも良いのではないでしょうか。
社会人4人でシェアハウスであれば余裕でアウトソースできそうですし、さすがにすべてアウトソースは無理という場合でも月に数時間でもプロにやってもらえれば大分気持ちも楽になります。
子ありの共働きで月2万円で家事全部アウトソースは難しい。ではいくらだったらできるのか?検証してみた。
(brand new Style日記 〜家事代行タスカジ運営中〜)
家事のボリュームは家族構成によって大きく変わります。私も子供が生まれて、家事の時間が飛躍的に長くなりました。私の経験からも、単身世帯は圧倒的に家事の作業ボリュームが小さいと思われます。ちょっと計算してみましょう。
家事代行サービスは賢い選択かもしれない/ネットの海の渚にて
http://dobonkai.hatenablog.com/entry/Housekeeper
もちろん時間的余裕があれば自分でやることに異論はないが、姉のようにフルタイム、それ以上に仕事をしている女性が家事全般までこなすのはどうしたって無理がある。お金で余裕が買えるならば、その選択はそれほどおかしなことではないと思う。
はあはあ(*´Д)
すごいボリューミーな内容になってしまった。
常日頃から家事関連の記事を読み漁っていたので、いつかまとめてみたいなと思ってました。
木村石鹸でも商品づくりではなく、こうした家事の悩みを根本的に解決する価値づくりをしていかないとなと日々考えています。(←勝手に。)
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【オマケ】
先週募集を開始した「日本一掃除しがいのある汚い家を探しています」キャンペーン。
木村石鹸にはトイレ、お風呂、台所から洗濯までありとあらゆる商品があるのですが、その全商品使用できるチャンス!
締め切りの明日まで引き続き、我こそは汚なハウスだよという方の挑戦状をお待ちしております☆彡