木村石鹸

2017年は大きく「踏み込む年」になる!?

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ども。社長の木村です。
今日が仕事納め。朝は恒例の全員集まっての終礼をしました。

そこでした話。

この話は、もともとは年始にしようと思ってた話だったんですが、色々考えてこの今年最後の日にすることにしました。新たな目標や期待をもって年始を迎えるほうがいいんじゃないかと思ったからです。

僕は事業とか会社の成長やサービスの発展を3の倍数で考えてます。

3という数字に特に意味はないのですが、言い換えればホップ、ステップ、ジャンプみたいなものでしょうか。

助走して、踏み込んで、飛ぶ。

(ホップステップジャンプって本来、3段跳の飛び方の事なので、実は、上記意味とは全然違ったりするわけですが、そこはあまり気にせず・・・・しっくりこなければ、「序破急」でも、「ワンツースリー」でもなんでもいいわけです)

事業に当てはめると、ホップは準備や環境整備やらで、ステップで次に大きく飛ぶための仕込みや切っ掛けがあり、ジャンプでそれを大きく花開かせる、という感じです。

知れざる2013年からの9年の計画

2013年に、この会社に来たときに、とりあえず9年の計画を立ててみました。
2013年から2021年までの計画です。

中期経営計画とかは、普通は5年まで。最近は不確実性が高いので3年ぐらいで立てるケースが多いわけですが、あえて9年で立てたのは、3年の単位を一括りで考えてたからです。
3年×3の9年が、なんとなくおさまりがよかったというだけですが。

計画といっても、ただ、数値的な目標とか、社員数だとか、会社の規模的なイメージを作っただけですが、2021年、オリンピックが終わった年に、どんな姿になっていたいか、というものを考えただけのラフラフのスケッチみたいなものですが。

ただ、その姿は今の会社とはあまりにもかけ離れていました。

そもそも当時は、業績も低迷気味で、利益率も悪化してて、目先の立て直しというか、改善が急務みたいな状況でもあったので、そこを無視して、そんな先の目標立ててどうするんだと、冷ややかな目で見られてしまう可能性もありました。

また、木村石鹸について知らないことだらけの人間が、いきなりそんなものを皆に発表したら、絵空事で済まされて、最悪、変な誤解を生んでしまことにもなりかねなかったわけです。

なので、公にするのは6年までのもので、それをもう少し具体的に落としこんで中期経営計画としてまとめて共有したという経緯があります。

第一期(2013~2015年)が終わって

さて、第一期の3年は、2013~2015年です。

この3年は、全体の9年計画の中の第一期、ホップの時期ですね。助走段階です。

またこの3年の中でも、2013年がホップ、2014年がステップ、2015年がジャンプ、という役割で考えてます。

すべてが狙った通りではないですが、2015年は業績的にも、「ジャンプ」が達成できたと思いますし、2013~2014年で仕込んで、踏み込んだものを2015年に開花させることができた年だったとは思ってます。

ちなみに言うと、SOMALIやrekoroなどの独自ブランド展開の販売をスタートしたのが2015年です。

また、9年計画の中の「ホップ」期の3年としては、今後の事業の拡大や、社員数の増加、拠点が増えたりということが起きていく中で、そういった事業変化に対応していくための、社内のシステムや仕組みを準備しないといけない期でもありました。

なので、基幹システムを刷新したり、社内にチャットワークのようなコミュニケーションインフラを導入したり、部署を再編したりということを進めたわけです。

2017年は「真ん中(ステップ)」の時期だ

そして、計画を立てた2013年から数えて、9年の計画の中で考えると、来年2017年は、ちょうどすべての真ん中、「ステップ」のタイミングになります。

つまり、9年の中でも、2016~2018年は「ステップ」の位置ですし、また、この2016~2018年という3年の中で考えても、2017年は「ステップ」の位置にあたるというわけです。

こんなのは単なる言葉遊び的なところもあるわけですが、こういう考え方をして計画を立てたり、考えたりしてると、不思議なことに、大きな転機になりそうな切っ掛けや話が、「むこう」からやってきてくれたりするのです。

次の期に大きく飛躍するためには、「踏込」も大きくなければなりません。

その意味では、来年は、今まで以上に、様々なチャレンジの年になるだろうと意気込んでいます。 ハードなチャレンジになるものもけっこうありそうですが気合を引き締めて、取り組んでいきたいと思ってます。

こんな話を社員にしました。

大きな「絵」の中でとらえることと

なぜ、こんな話をしたかというと、大きい「絵」や「地図」の中で、ある事象を見るのと、その瞬間、その前後の中だけで、それを捉えるのでは、見え方が全く異なる可能性があるからです。

今今だけを見て、ある事業やある投資、あるチャレンジを見てしまうと、それはとてもネガティブな印象を抱いてしまう要素があるかもしれません。

でも、先の9年の中の、ホップステップジャンプの位置づけの中で、考えると、あるチャレンジやある投資は、必要なものに見えてくるケースもあるでしょう。

おそらく来年仕掛ける様々な取り組みも、こういう大きい「絵」の中で見て欲しいなと思ったからです。

せっかくだし年初には大きい目標やイメージを描いてみて欲しい

また、併せて、社員1人1人にも、とりあえず、できるかできないかわからないけど、目標は立ててみること、未来を思い描いてみることをやってもらいたいなと思ったわけです。

終礼であえて、こういう話をしたのも、せっかく年初という目標を立てたり、未来をイメージするのには絶好のタイミングがあるわけなので、そこで考えてもらえたらなと思ったからです。

そもそも、この9年の計画だとか、目標も、なにか根拠や裏付けになる数値やら見通しがあったわけでは全然ないのです。

そんなものは計画でもなんでもないわけですが、ただ、目標のイメージをきちんと抱いておくと、不思議なもので、実際、その目標に近づけそうなチャンスやら切っ掛けみたいなものが、「向こう」からやってきてくれたり、そういうものに気付いたり、ということが起こるのです。

多分、何もイメージしてなければ、そういうチャンスや切っ掛けには、そもそも気づかないんだと思うのです。なので可能、不可能は置いておいて、ひとまずは、未来や目標を思い描いてみること、それを常にイメージし続けることが大事なんじゃないかと思ってます。

小さい会社なので、そういうイメージを持って働く人が1人でも増えれば、それだけで、目標の実現可能性がぐんと上がるんではないかなと思ってます。

ということで、来年は、これまで以上にチャレンジしますんで、よろしくお願いします!

新しいもの好き。ちょっと変わったものを生み出していきたいです。

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